もゆが読む

読んだものを記録していくブログ。

結婚のずっと前 by 坂之上洋子

結婚している状態を険悪でなく、お互いが気持ちよく過ごすように維持するにはある程度の距離も必要だと思う。それは多分結婚だけでなくて自分以外の人との付き合いでも言えることだと思う。

養子って他人じゃん? と思うでしょ

でも結婚相手も他人じゃない?

他人でも家族になれるんだ

両親やきょうだいは自分と血が繋がっているけれど、夫や妻とは血が繋がっていない。それでも結婚したという状態になれば家族という括りになるし、相手の両親やきょうだいまでもその括りに入ってくる。最近は飼い犬は猫でさえ家族の一員になれるから、家族になりたいだけなら別に結婚なんか必要ない気もする。

日本では事実婚だと面倒なことが多いから、結婚するという選択肢もあると思ったけれど、2人でいたいだけなら結婚はしなくても良かったかなと思う。実際わたしは結婚して変化したことは感じられなかった。結婚相手に聞いても、結婚で特に変わったことはないかもね、と言った。苗字が変わって色々な手続きが面倒だっただけで。

所詮他人だからという考えは何かと使えると思う。長い間一緒にいると、わたしはどうしても何かをしてもらうのが当たり前になったり、見返りを求めるようになったりしてしまう。夫なのに!妻なのに!などという考えではなくて、してくれてありがとうという姿勢は常に持っておきたい。家族に対して横柄な態度を取ってしまいがちなわたしは特に肝に銘じたい。

人との付き合いは、相手の本質を見ようとすることが結局大事なんだと思う。わたしは結婚するだろうとも思わなかった人と波長が合うことがわかり、こういう結果にとりあえずなったが、思いもよらないところから縁は降ってくるものである。それは人だけに限らず、考えると場所や仕事などもそんな風に出会うことが多い気がしている。今時結婚しなくちゃ!などと焦る人は多くないのではと思ったが、この本の元となったツイートを読んで元気になったという人がいるように、結婚に悩める人はわたしが考えたよりもたくさんいるのかもしれない。

 

結婚のずっと前

結婚のずっと前