もゆが読む

読んで感じたことを記録していくブログ。

茶色の朝 by フランク・パヴロフ

守られた安全や安心ってなんだろう?

今の当たり前が当たり前であるという前提で毎日を生きているというのはどういうことなんだろうか。

わたしは、驚きや疑問、違和感を感じたときにきちんと自分と話をできているのか。

最近、なにも考えずに毎日が過ぎているような気がしてならない。自分がしたいときにタイミングよくできないことで全ての歯車がうまく噛み合わず、なし崩しに1日が終わっているからというのは言い訳だと自分でも思う。

いくら忙しいとしても、小さい人が寝たあと、起きる前、昼寝をしているとき…わたし時間はきちんとつくれるはず。だから少しでも書くことにした。あらすじを紹介するのではなく、読んで感じたことを素直に書き留めておきたいと思った。

 

友人のFacebookで日本国内のミサイル基地建設に関する話を読んだ。そして茶色の朝をもう一度読みたくなった。わたしは、流れにそのまま流されていないか。おかしいと感じたことをそのまま受け止めていないか。ニュースでは連日くだらない報道がされている。誰かの恋愛を国内中に発信するのはおかしい。結婚であれ、離婚であれ、他人が口出しをしなくていいと思う。人の話が楽しいのは、本人から聞いたときであって、又聞きは褒められていることを聞くだけに限る。

ほんとうのことを知りたい。ほんとうのことは、自分で取りに行かねば手に入らないものであるべきでない気がする。物事を360°理解するにははてしない想像力が必要だと思う。自分が経験したこと以外を理解するのはわたしには困難を極める。でもその想像力が欲しい。そのためにいろんなことを見聞きして、自分で考えたい。自分がどうすればいいかを自分で決めるために。茶色の朝を迎えないために。

 

茶色の朝